ベルリン少女ハートの6次元ギャラクシー

BELLRING少女ハートというアイドルグループの持つオルタネイティヴな魅力と異空間的なフレイバーが混じり合ったトラッシュ・ムービー(って言うの?)でなかなか楽しめた。

当人達は頑張って演技してるんだろうけど、どんな状況でも危機感がないというかどこか抜けてるような、別に普段と変わらないように見えるメンバー達をはじめとして、(恐らく意識的にそうしてるんだろうとは思いつつも)映画なのに普段のライブと変わらない雰囲気を感じて良かった。対照的にライブシーンが1番映像作品っぽさがあったかなとも。

他にもリアルでの現場の特徴とかメンバーの個性を上手いことストーリーに盛り込んでいたりで「ベルハーらしさ」に溢れててファンならより楽しめるポイントも。映画に詳しくないのでわからないんですが元ネタとかもいっぱいありそうだなとも思った。


余談。この映画のためにバウスシアターに行ったわけですが、映画にあまり行かない人間がミニシアターに行くと(去年新宿武蔵野館に行った時にも感じた)ここは東京のオシャレ人間のための場所でこんな田舎者が来るようなところじゃないって思ってしまってなんか申し訳なくなってしまうのをなんとかしたいところ。